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2010年9月22日 (水)

マコチャンのきうしうの旅、№3「ああさくらーじぃまぁ~♪」

少しの睡眠後、8時頃から朝食をとりました。
またバイキングですが、もともと少食なので何でもいいのです。
それよりも日向灘からの船のゆれで船酔いになり、ちょっと気持ち悪かったのでした。
フェリーでも大き目のさんふらわぁですから、それほどひどい揺れではなかったのですが、やはりオイラは山の人です。
船のゆれには弱いのであります・・。

三十数年前に修学旅行で野生の馬を見た都井岬を、今回は海の上のフェリーから眺めながら志布志湾に入っていきました。
接岸は9時30分ごろだったでしょうか。
荷物を持って6階に降り、車への搭乗の順番を待ちました。
大型車の運転手から順番に出て、次いで自家用車やバイクのお客さんです。
僕も本当ならバイクの予定だったのに・・、乗ってきたのはストイックなバイクとは対照的な借り物のワンボックスカーです。
こんなはずじゃなかったんですけどね・・。
行き先はバイクなら佐多岬を考えていましたが、車なら迷わず桜島です。
バイクほどの速度では走れませんからね。
都井岬から日南海岸にかけても候補としていましたが、ま、鹿児島に来たんですから桜島でいいでしょう。
Dvc00164s 10時に下船しましたから、次の乗船の午後4時までは6時間の自由時間です。
出発前に何度も思い描いたシミュレーションでは、この時間内で桜島を一周してくることが出来るはず。
こうしてボクは国道220号を一路西に向かいました。
借り物とはいえ勝手知ったる車ですからナビもオーディオも問題なく操作できます。
ああ快適じゃ。
外気温は30度少々と猛暑を脱していますが、バイクならメットとウェアを着てこの暑い中を走っているわけですから、結構汗だくになっていたことでしょう。
でも、時折すれ違うライダーを、僕は少なからずうらやましく思いながら見つめていました。

Sany0478s 連休とはいえ西に向かう国道220号はそれほど混雑していません。
ところが、ペースは何ともはや、遅いのです。
鹿児島の人たちは制限速度を忠実に守る人が多いようです。
全国的にもそれは当たり前のことなのかもしれませんが、関西人にはちょっと・・。
「50キロ」の制限速度の道を、みんなピッタリ50キロで走ります。
これはその日一日中、どこででもそうでした。
制限速度以上で走っているのは外部からの訪問者くらいのようです。
町並みも空間的に余裕があり、全体にゆったりとした時間が流れている雰囲気があります。
そんな風土をうらやましくも思いつつ、心の中では「早よ走らんかい!!!」状態でした。
なにしろ借り物のワンボックスカーですから、バイクやインプレッサのような加速は望めませんので、ちょっとした直線でも抜きに出にくいのです。
ま、いいや・・。
桜島を一周してくるくらいなら時間的に問題ないだろうし・・。
やがて想定していたとおり、約1時間で国道220号は鹿児島湾の海が見える場所に差し掛かりました。
鹿屋市から垂水市にかけては海沿いの道。
対岸の鹿児島市方向には夏らしい積雲が並んでいました。
志布志から横断してきた大隈半島の北部山岳地にも雲がかかっていましたので、桜島も少々心配です。
Sany0479s やがて目の前に目的とする桜島の雄姿が見えてきました。
案の定山頂部には雲がかかっています。
ちょっと残念に思いつつ走り続けること約30分、僕は桜島に上陸?しました。
陸は少しだけ大隈半島側とつながっているものの、桜島はその名の通りほぼ島のような地形です。
時計回りに周遊することにし、最初に立ち寄ったのは有村溶岩展望所。
Dsc_0058s  Dsc_0061s Dsc_0062s  桜島の雄姿が一望できますし、鹿児島湾の南側もきれいに見渡せました。
気温は32度~33度くらいだったでしょうか。
駐車場にはライダーもおりましたが、それほど暑くてたまらないという感じでもありませんでしたから、皆さんそこそこ快適にツーリングを楽しんでいるようでした。
ああうらやましい・・。
Sany0483sこの頃には桜島上空にあった雲も薄らぎ、少しだけ噴煙を出している様子が見えました。
Dsc_0064s高校の修学旅行で見た場所はもう少し中腹だったような気がしますが、わざわざその場所を桜島の中で探している時間も無いので、遊歩道を一巡りしてまた車で走り始めました。
途中の道の駅でおみやげ物を買いますが、食事をとると時間的に厳しいかもしれないのでまた走り続けながら缶コーヒーと持っていたパンでお昼としました。
健康な人なら旅の楽しみの上位に温泉や食事が出てくるのでしょうが、僕は不健康なので食事に時間がかかるため、あまり食事に対するこだわりはありませんし、温泉もあまり入りたいとは思わないのでした。
ま、しばらくは温泉業に自らが携わっていましたからね・・。
そんなわけで、とりあえずの目的は桜島の一周です。
それと、溶岩に埋もれた鳥居も見たいと思っていましたので、その場所を探しつつドライブを続けました。
Dsc_0065s Dsc_0066s もう半周くらいは走ってきたので、対岸の町並みもずいぶん近く感じられます。
対岸に渡る船が出る桜島港を過ぎると、桜島一周もいよいよ後半となります。
桜島上陸?後、ここまでの道中では桜島の山頂がずっと右手に雄姿を見せていましたが、ここからは時折木々や山に隠れて見えなくなることが多くなってきました。
北半分があまり観光地化されていないのは、こうした眺めのせいなのでしょう。
北から見るので桜島の雄姿も逆光です。
Dsc_0068s 対岸の町並みも少し遠くなり、のこり5分の1くらいの位置に差し掛かると、周遊道は急に狭くなってきました。
それを過ぎると・・ありました。
溶岩に飲み込まれた「黒神埋没鳥居」です。
Dsc_0070s 大正3年の大噴火で上部を残して埋もれた鳥居が、その時の惨事を今に伝えています。
実は、桜島が大隈半島と陸続きになったのも、このときの噴火の溶岩流によるのでした。
なるほどねぇ・・。
高校の修学旅行で、僕はこの埋没鳥居を見たのか見ていないのかは記憶にありません。
場所も桜島の裏手なので、もしかすると見ていないのかもしれませんが、すぐ近くにあった墓地を見たときには何やら記憶がよみがえりました。
僕はその、屋根の設けられた?小屋に入ったようなお墓に見覚えがあったのです。
Dsc_0069s 火山灰からお墓を守るために設けられた小さな小屋は、お墓だらけの高野山の僕にとってはかなり違和感があったので記憶に残っていたのでしょう。
桜島のほかの墓地を見て記憶していたのかも知れませんが、長い時を超えて、奇妙なお墓の違和感が心に蘇ったわけです。
ここを過ぎると桜島周遊道はまもなく終わりです。
Dsc_0075s まもなく元来た道との分岐点に戻ってきました。

こうしてついに僕は、桜島を制覇した?のでありました。

帰り道は来た道とほぼ同じです。
途中、来る時にはカーナビで表示されなかった新しいバイパスを通って帰ったので、少しは早かったかも知れません。
この時点で少し時間に余裕があることはわかっていたのですが、どこかにまた足を伸ばすほどの余裕ではありません。
Sany0487s と言うことで、志布志港までもう少しというところまで来た安心感もあり、でっかいカブトムシのモニュメントがある道の駅に寄ってみました。
お昼はパンとコーヒーだけだったので、さすがに少しばかりおなかも空いています。
夕方にはまたフェリーで食事が食べられるので、あまりおなかいっぱいになってもいけないのですが、少しくらいは何かを食べたいと思いレストランへ。
Sany0486s 黒豚チャーシューラーメンを食べました。
なかなかおいしいチャーシューでした。
星のく●時代、下の道の駅のレストランを営業していたKさんが作るチャーシューはとてもおいしかったのですが、それを思い出しました。
うーん、さすが鹿児島の黒豚・・。

地元の味も少しだけ楽しめたので、思い残すことなく僕はフェリー乗り場へと戻りました。
4時には到着しなければならなかったのですが、フェリー乗り場に着いたのは3時半ごろでした。
Dsc_0078s Dsc_0077s 30分をもったいなくは思いましたが、まあ予定通りです。
記録していなかったので正確ではありませんが、カーナビのデータでは志布志から桜島までの往復は155キロくらいでした。

空は晴れています。
今夜もまた星空観察会は開けそうです。

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